2012年6月30日土曜日

Pathfinder Battles Preview:土用の(ゴブリン)犬の日

2012/06/29 金曜日
※訳注:土用の丑の日のことを、英語ではThe Dog Days of Summerと呼ぶ


 今PM2:25なんだけど、まだ今日のPathfinder Blog Preview記事は書けてないんだよね。

 サマー・シーズン到来!

 私は太平洋岸北西の夏到来がこよなく好きだ。この地域は一年のうち他の9ヶ月の間、ずぶ濡れで灰色の悲惨な外套に覆われている。ついに太陽が山と今まで見えていた他の雲から顔を出すと、世界にわずかなりとも幸せが戻ってくるのだ。

 不運にも、私は忌々しいほど忙しくてこのことを感謝することができていない。というのも夏というのはPaizoにとって最大の繁忙期の到来も意味している。Gen ConやPAXといった大きなコンベンションの準備はこれらの日をわずかずつ平らげているようなものだ。酔っ払った悪戯好きのノームがPaizoConの完成した仕事を全部取り上げようとするようにすぐに働いている。来週は何かが起こる!

 あー、なんて、こった。

 だから、今日のPathfinder Battlesは後数時間お待ちいただきたい、済まない。読者の方々(特にPaizoConに来訪される方)には、待つだけの価値があると保証しよう。

 PaizoConの話をすると、特設店でRise of the Runelords Pathfinder Battles塗装済みミニチュア・セットの全てのフィギュアを展示するつもりだと伝えられることがうれしくてたまらない。だから私はカメラを持ち込んで、このショーに参加するように進めている。というのも、このブログでさえご覧に入れたことのない奴らを見ることになるからだ!(このセット全てはGen Conでも展示される。そこでは8月のリリースに販売用として、その製品を実際に持って行っていることだろう。)

 来週のブログではこのセットの最後になる「謎のフィギュア」に焦点を当てる。このクリーチャーにはあまりにも挑戦的な造形と塗装だったので、定まるまで11回の手直しを行ったんだ。このフィギュアが何か、想像できるかな?

 その合間として、まだお目にかけていないはぐれものを2体もってきた。塗装原版の写真で、カメラ・アングルが悪かったのだ。どうも、働き過ぎの芸術部門が、この内気なキャラクターのより良い画像をいくつか撮ってくれて(そのまっまずばり最終製品版の降臨だ)、どうにかこいつらを世に公開する準備が整ったというわけ。

 最初に紹介するのは"ゴブリン・ドッグ / Goblin Dog"、Rise of the Runelords記念版の第一章を運営するにあたりそれなりの数が必要になるであろう、コモンのフィギュアだ(ちなみに超すごいデラックス・コレクターズ・エディションは今購入できるぞ)。

 この獣の気持ちの悪い肌と不格好な歯を診れば分かるように、"ゴブリン・ドッグ"は全く犬ってわけじゃなくて、ゴブリンどもに不快な乗騎として訓練された気持ち悪い齧歯類なんだ。ゴブリン達はもちろん本当の犬を嫌っているけど、誰もが最高の友を必要としていて、この気持ち悪いクリーチャーが見事にその役割を果たしている。

 お次は"ヴィオリアン・デカンティ / Viorian Dekanti"、Rise of the Runelordsアドベンチャー・パスの最終章、Greg A. Vaughan作「シン・シャラストの尖塔 / Spires of Xin-Shalast」からお持ちしたレアの悪役だ。ヴィオリアンは伝説の"大罪の七剣 / Seven Swords of Sin"の1つ、"チェラン / Chellan"を身につけている。このキャンペーンの最後の「ラスボス」である闘士、ヴィオリアンは侮れない存在だ(彼女の黄金の鎧は数ペンスの価値しかないのだが)。

 もちろん、彼女の姿が気に入ったのなら、ヴィオリアンは容易に戦闘系のプレイヤー・キャラクターや、剣や派手な鎧を身につけた重要NPCとしても容易に活用できるだろう。

 今週はここまで。残ったミニチュアはたった1つ!

 今こそ、次のセットのフィギュアを公開し始めるときであろう…公開はPaizoConで行う予定だ!
 ではまたそこで(あるいはまたここで、来週を待て)!

Erik Mona
 Publisher
Pathfinder Battles Preview: The (Goblin) Dog Days of Summer
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldkx?Pathfinder-Battles-Preview-The-Dog-Days-of
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 最初と最後のミニチュアを残しておくとかなかなか魅せる演出

 ゴブリン・ドッグ、別に強くないけどいると面倒な非常にいいクリーチャーですね
 病気持ちだけど攻撃があまり当たらなく、飼い主がゴブリンなのでそこまで戦略的な行動もとれないという
 今まで、このポジションに立つのがウルフとかウォーグとか(ウォーグはゴブリンが使われてるけど)、とにかく強い奴らばっかりだったので、ゴブリン・ドッグを見たときには「やるなPaizo!」と唸ったのを覚えています

 低レベル帯のPCならずとも、そこそこ高レベルでも数出すと面倒がられますので、いっぱいいると便利かもしれませんね

 そしてボス!

 っていうかラスボスって言っちゃったぞEric!

 キンキラキンにさりげない姿は、ラスボスに相応しいのかもしれませんが…こりゃもうGMやらなあかんなぁ^^;

2012年6月27日水曜日

単純なやり方:Bestiary Boxのご紹介

2012/06/26 火曜日

 私は塗装済みミニチュアを楽しむし筆の早い絵師でもあるが、塗装済みミニチュアが時間のかかる芸術品であることを真っ先に認めるだろう。GMをすることはそれ自身多くの時間が必要で、誰もがその想像力が呼び出す刺激的な物語にミニチュアを合致させる能力を持つわけではない。それに、ミニチュアは高くつくこともある。我々はPathfinder Battlesミニチュアのラインナップをリリースした。それでもなお我々は、時々懐の暖かくないGMであっても、自らの頭の中にある物語と同じくらいにゲーム卓上の見栄えを興奮するものにする、低コストな方法を必要としているのだと理解している。

ポーンを導入しよう。これらはPathfinder Beginner Boxで初めて導入されたものだ。一度GMがいずれの場所でもflip-MatやMap Packにこれらの簡単で安価な方法をその手に収めれば、我らが友がより多くのものを必要としていると知ることになるだろう。

そういうわけでPathfinder Roleplaying Game Bestiary Boxにとりかかることにした。このセットにはPathfinder RPG Bestiaryから切り抜いて土台に据え付けてプレイヤー・キャラクター達に挑む準備ができた、箱いっぱいの300以上のトークンで構成されている。
Bestiaryにあるイラストの多くを使用しているため、このボックスに収めるに辺り多くのイラストの調整作業に手を焼いた。この本にある絵の中には、ポーンの体裁に合わないものもあるのだから。この本に掲載されているモンスターには、イラストがそもそも無いものもあった。どうしたかって? さらなるイラストさ!

ここに掲載したのはBestiary Boxの新しいイラストたち――エレメンタル――の初お目見えだ。今後数週間は、このセットに入っている新しいイラストをさらにいくつかご覧に入れよう。そのときまで、これらのすばらしいエレメンタル達をお楽しみあれ。
Illustrations by Tyler Walpole

Stephen Radney-MacFarland
 Designer
Elementary Solutions: Bestiary Box Preview
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldka?Elementary-Solutions-Bestiary-Box-Preview
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大量のポーン群来たる!

そうなんですよね、フィギュアはやっぱり少々お高いのです…
# 後ろにあるフィギュアを隠しつつ

ただでさえルールブックにもお金払うわけで、なかなかフィギュアを買って…というわけに行かない方にも、本セットはおすすめですね
# PRDJ でやってる限りただで楽しめますが、ゲームに彩りを添えるには一興かと

Rise of the Runelords などのアドベンチャー・パスには、それ専用のポーン・セットが準備されており、こちらも比較的安価に購入可能
# でもこいつらには土台がついてないらしいのでご注意を。





ポーンが入っているだけなので英語が分からなくても問題なし!

Beginner's Box に入っているポーンは結構しっかりしていました



見栄えが気になるという方は以下のBeginner Box紹介動画をご参考あれ~
# 8:15 あたりからポーンの説明ですぞ

"大集会"の見所紹介

2012/06/25 月曜日

 今週の記事は"大集会 / Grand Convocation"の覗き見の最終回にしようと思っていたけど、次の"大集会"に参加するキャラクター更新はペースを落として数回に分割しようと思う。今日はイベントの観点で"大集会"について話していこう。

 知らない人のために言うと、2012年の"大集会"はPaizoConで開かれるPathfinder Societyの主要なイベントとなるだろう。このイベントの詳細を話したことがないのは確かなので、今日はそれらについて話していこう!

 "大集会"は金曜の夕方に行われる。このイベントへの参加はPM 6:30に始まる。GMと無償の協力者が準備を終えるまでプレイヤーはしばし時間を待つことになる。それぞれのプレイヤーはそのイベントで特別な派閥の使命に属し、名札を手に入れる。

 PM 7:00に"大集会"は正式に始まることになる。ここからプレイヤーは進行中のイベント群に参加することができるようになる。

 サイド・テーブル:サイド・テーブルそれぞれで、プレイヤーは比較的早く終わるイベントに参加できる。それぞれのテーブルではこのイベント中にそのプレイヤーがどれだけうまくやったかを示す特別なクロニクル・シートを与えられることもある。それぞれのイベントでは重要なNPCが配置再れていることもあり、アルシュの派閥イベントを完遂するためには、プレイヤーはそれらのイベントに参加して特定のNPCに会う必要が出てくるだろう。

 探索:"大集会"の間中、支部長 / venture-captainは危険な探索に向けたパーティを募集している。プレイヤーはサイド・テーブルを待っている間に探索に参加することもできるし、Pathfinder Socialで休憩し息抜きをしてもよい。それぞれのプレイヤーは探索を完遂してクロニクル・シートを獲得するために45分~1.5時間かかると予想している。

 Pathfinder Social:休憩し息抜きをする場所である、Pathfinder Socialにもタイムド・イベント(訳注:timed events、指定された条件をクリアするまでの時間を競う競技)が発生する。システムでまとめたれたアクションに強制されることなく、現実の行動として交流することができる。ここは非戦闘地域である。いくつかの派閥ミッションに関係した目的は、ここで見つかるだろう。
 派閥ミッション:"大集会"に参加する派閥それぞれには特別な課題があり、プレイヤーはこの課題を進めて派閥の目標を満たすよう要請される。現状、派閥ミッションの詳細は秘密としているが、これらのミッションの結果はPathfinder Societyのシーズン4にわずかなりとも影響を直接及ぼすことになるだろう。

 サプライズ:他に計画していることもいくつかあるが、驚きが減じることがないようにしたい。あえて言うなら、"大集会"が終わったときにはとても幸せなプレイヤーがいるに違いない。
 ここまで述べたイベントはPM 10:30までに終わり、この時点で"大集会"を締めくくる最後のイベントにプレイヤー達は参加することになる。この終焉を引き起こすものにとって…あー、それは読者が参加して自らの目で確認して欲しい!

Mike Brock
 Pathfinder Society Campaign Coordinator
Grand Convocation Preview Highlights
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldk6?Grand-Convocation-Preview-Highlights
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"大集会"の詳細です!
いいですね、JGCでやったライブRPG思い出すな~

パーティ組んで、いろんなミッションに参加して、そこで気合い入れてダイスを振る!

Pathfinder Society だと、元々使っているキャラクターを持って行けるのもいいですね。これはモチベーション上がりますなぁ

2012年6月23日土曜日

Pathfinder Battles Preview:ルーンロードの弟子

2012/06/22 金曜日

今週私は近々発売されるPathfinder Battles塗装済みファンタジー・フィギュアのRise of the Runelordsセットから、未だ公開していないミニチュアをご覧に入れようと思う。このセット全体を公開するまであと少しだが、まだかわいい小動物や悪漢どもがいくつか公開を待っている。

さて気合いを入れて今日唯一の一体"カリブ、ルーンロード・カルゾーグの徒弟 / Khalib, apprentice to Runelord Karzoug"の公開だ! この高レベルの変成術士はかつてカルゾーグの最高の徒弟の一人であり、太古の昔にルーンロードの帝国に終焉をもたらした災害の後、"カリブ"がカルゾーグを救い出す予定であった。この作戦は失敗し、今"カリブ"は牢獄から解き放たれている。新しく覚醒したルーンロードはプレイヤー・キャラクターに抗するためのあらゆる助けを必要としているからだ。

"カリブ"はRise of the Runelordsアニバーサリー・エディション・キャンペーンの最終章の主となる悪役として登場する。彼は古代の魔法と10,000年の恨みを包含している。この美しいミニチュアを机に置けば、彼をすぐに忘れるなんてことはできないだろう!

計算によれば、次の数週間の紹介に残されているミニチュアを少々残すのみだ。来週はもう一人の主要な悪役に目を向け、それからこのセット全体で(製品的な意味で)もっとも(圧倒的に)挑戦的なミニチュアと誇りを持っている奴をご覧に入れよう。それが何か、想像つくかな?

じきに分かることさ!

Erik Mona
 Publisher
Pathfinder Battles Preview: The Runelord's Apprentice
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldk0?Pathfinder-Battles-Preview-The-Runelords
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と言うことで残すところあとわずかとなりましたPathfinder Battles Rise of Runelordsの紹介ですが
ついに大ボスの登場なのかな(原作待ち^^;)

変成術士とはなんとも渋いチョイスですねぇ(変成術強いけど)

10,000年というと縄文時代から続く恨みを胸に秘めているというわけですな
いやー考えつかねぇわー

フィギュアに興味ないぜ! と言う人もアニバーサリー・エディションのシナリオが出ますので、気が向いたらご購入下さいまし。



多分 PDF 版も出て比較的お求めやすくなると思うんで。

"盗賊会議 / Countil of Thieves"は6冊構成で、普通にやると1冊2話かかるボリュームなのですね
もし同じ規模であれば 12 話分のキャンペーン。割とお買い得かな、と思うですよ

Lisa Stevens Gameratiインタビュー

2012/06/21 木曜日

数週間前、Paizo CEOのLisa StevensはGamerati+の溜まり場に参加し、そこでGen Conの総指揮者Peter Adkisonと他の男人もの参加者からPaizo、Pathfinder Online、彼女のゲーム歴、その他思いついたことなんでも、様々な質問を受けた。何を質問されどんな内部情報を彼女が言ったのか、共有するためにチェックせよ!



このインタビュー動画の残りは、YouTubeのPaizo Publishingチャンネルで確認することができる。このインタビュー群をともにまとめてくれたEd Healyに感謝を。Gameratiのゲーム業界のお歴々からもっと多くのニュースとインタビューを見ることができるだろう。

F. Wesley Schneider
 Editor-in-Chief
Lisa Stevens Gamerati Interview
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldjw?Lisa-Stevens-Gamerati-Interview
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Gameratiはゲームとゲーマーを繋ぐ橋渡しの役割をするところらしいんですが、ホームページを見るとイベントのサポートをしてくれたりもするみたいですね。

http://gamerati.com/

FacebookやGoogle+、Twitterもやってるみたいなので興味があればどぞどぞ

Lisa Stevensのインタビューでは、どうもPathfinder Onlineの話をしてるみたいですね。
Pathfinder Societyみたいなものあるのかな? あるある、みたいな話をしているようなそうでもないような(どっちだ)

最後は意見の一致を見たようですが詳細は不明です(聞き取れないから^^;)

2012年6月21日木曜日

〈知識:モバイル機器〉判定

2012/06/19 火曜日

デザイン・チームが最近多くのプロジェクトのつじつまを合わせていると知れば、読者の皆さんはショックを受けるだろう。我々はNPC Codexの完成に向け蛇行しながら進んでいて、私は出版の様々な段階にあるMap PackとFlip-Mat製品群を抱えている。そして役に立つPathfinderアプリについてもいろいろと考えを巡らせている。わくわくする一里塚に到達しようとしているものがいくつかあるが、それらについてはまだ話せる段階ではない。

しかしこのアプリの最前線でより良いサービスを提供するにあたり、私は情報を探し求めている。そのためにも、今週のデザイン・ブログはアンケートとした。読者の皆さんはどんな種類のモバイル機器を使用しているのだろうか? あるいは、もっと重要なことだが、Pathfinderモバイル用アプリを使用する際、どのモバイル機器を使用している(あるいは使用したい)だろう?

ここでアンケートにご協力いただき、我がお客様の心を動かす最高のデバイスで、みんなにツールを提供する手助けをして欲しい。

最後に、知らない読者に向けて。我々はすでに2つのPathfinder向けアプリをiPhone、iPad、タブレットに提供している。iCritとiFumbleをiTuneストア(Apple製品向け)ないしGoogle Play(Android製品向け)で見つけることができるだろう。これらのアプリをすでに持っていて使用しているなら、これらを使用した体験談やどうやればこれらを改善することができるかなどを、以下のコメント欄で遠慮無く我々に教えて欲しい。これらのアプリを活用しこれらをどのように使うかの情報を得ることで、これらをより良くすることができるだろう!

Stephen Radney-MacFarland
 Designer
Knowledge Check (Mobile Devices)
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldjq?Knowledge-Check
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今回はアンケート、ということでPaizoのアカウント持ってる人は気軽にアンケートに答えてあげて下さいまし。

iFumbleとiCrit、どうもクリティカルとファンブルの時に起こる出来事をランダムに決めるGameMasteryのCritical Fumble Deckを電子化したものらしく



今調べてみると日本のiPhoneでも落とせば使えるみたいですね。お一つ$170ですので、興味があればどぞどぞ。Critical Fumble Deckよりお安いですぞ!

2012年6月19日火曜日

求婚者と噂、その2

2012/06/18 月曜日

今年の"大集会 / Grand Convocation"が近づくにつれ、さらなるニュースが届いてきている。今週我々はグランドマスターのトーチ / Grandmaster Torchから更なる更新情報を受け取った。

高き評価を受けたパスファインダー達よ、
 "大集会"が近づくにつれ、今年は更に面白いものとなりつつある。参加者リストにはますますスペシャル・ゲストが追加されてきた。私はまだこれらの新顔の動機が何かをまとめているところだが、現状わかっている情報を共有することとしたい。
オラフ・クヴァラン / Olaf Kvaran:グランド・ロッジ(訳注:Grand Lodge、パスファインダーの総本山)の地にいる若きパスファインダー達が、凄まじい集中豪雨の最中にクヴァランが顔を出したと報告した。ウルフェン人(訳注:Ulfen、大陸北方に住む人間の一民族)の分厚い毛皮を身につけたこの男は、アンブラス・ヴァルシン(訳注:Ambrus Valsin、グランド・ロッジにおける十人委員会の司令)に会おうと歩を早める前にこの差し迫った災害について話していた。あの打ち合せに続いて、この高圧的なウルフェン人の戦士は今年の"大集会"の参加者リストにその名を加えられた。彼が知ることができ私ができなかったこの恐るべき予言は、一体何なのだろうか?
カールラ・ゲスナー / Karla Gessner:あのように敬虔で立派な女性は今まで聞いたことがない。名高いアイオーメデイの第七教会(訳注:"アイオーメデイの御業 / Iomadae Act"の7つ目、拒否できぬ光 / Undenying Lightを称えて造られた教会。アブサロムがシー・グールの群れに襲撃された際、アイオーメデイはスターストーンを呼び出してグールを青き炎で焼き払った)で学んだカールラ・ゲスナーは最近訓練を終えたばかりだ。他のアイオーメデイの信徒のほとんどとは異なり、この女性はアブサロムに留まっている。主任司祭とオリスタ・ザドリアン(Ollysta Zadrian、白銀十字軍 / Silver Crusadeを組織し世界に善をもたらそうとするパラディン)との幾度かの会議の後、ゲスナーはどういうわけか招待客リストにその名を連ねることになった。面白い展開になってきた!
アレクサンダー・ベダード / Alexander Bedard:アンドーラン(訳注:Andoran。人間の守護神格エイローデンの死によりデヴィルに服従してきたが、市民蜂起により民主制が行われている)の影響力は広がり続けている。この国の人民議会議員の一人が、"大集会"における場所を確保しようとしているようだ。アレクサンダー・ベダードはかつて、アウグスターナ(訳注:Augustana、内海地域最大の造船業の町で、アンドーラン第二の都市)の港湾管理委員会で働いていた。私は彼に数回しか会ったことがない。この男は自分の船以外については話そうとしないが、それでいてアンドーランで民主主義と言われているものと個人の力の釣り合いをとる繊細さも理解している。彼が参加することはより大きなアンドーランの意図に合うものだろうか?
耳を塞ぐ事なかれ、
グランドマスター・トーチ

さらにいくつかの噂がパスファインダー、ラリウス・カルジューによりもたらされた。彼は今年の"大集会"に参加することはできないだろうと言っている。しかしこの意欲的で熟練したパスファインダーはアブサロムを半ば占領しているようなものだ。

別の日には別の使命を。
よいパスファインダーなら誰しもそうであるように、私もブラクロス一家に対する仕事について公平に共有しようと思う。我らがグランド・ロッジのすばらしい町を抜ける最後の宿泊において、私は高名なブラクロス美術館の深部で管理人とカード・ゲームをすることになった。何ゲームかした後で、その男は手を空け、ここの宝物庫は溢れていて美術館は倉庫として機能していると不満を言い始めたのだ! 私はそれを信じることはできなかったが、一家が高価な掘り出し物を全て保管している場所はどこか不思議に思っている。
トンネル掘りが下水設備の拡張のためにギル卿(訳注:Lord Gyr、アブサロムを統べる大議会の議長)によって任命されたこの町の周りには、興味を惹く情報の断片が飛び交ってもいる。この町に新しい下水道をいくつか配備することはよいことのように見える。私はこの忌まわしい下水道でコボルドやスパイダー、それよりもまずいものに遭遇したこともあるんだからな!
とにかく、私の話はそれだけだ。私は大ムワンギ(訳注:Mwangi Expanse、ガルーンド大陸内部の広大な地域で、ジャングルや不毛の荒野シャターフィールドなどが広がっている)での新しい任務に出かけることになる。しかし出発する前に、旧友のウルマス・シローラ(Urmas Sirola)と我が愛すべき妻ヴェンラ(Venla)と会った。奇妙なことにヴェンラもまた、ブラクロスに関する多くの仕事をこなしてきている。彼女は新たな情報を得る手助けをしようとあの一家の社交サークルに進入したという噂さえ聞いている。
もちろん、君は私からこのことを一切聞かなかったわけだが。
ラリウス

Mike Brock
 Pathfinder Society Campaign Coordinator
Suitors and Rumors, Part 2
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldjl?Suitors-and-Rumors-Part-2
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ということで日本にいるとあまり役に立たない情報第二弾!
Pathfinder Organized Playに密接に関連したイベントだけに、相変わらず世界の名だたるメンバーが絡んでますねぇ
# 知らない人多くて慌てて調べてたりします^^;
情報提供役のバードは大ムワンギに行ったと思えばその妻はブラクロス一家に潜入しているし、こっちの顛末も気になるところですねぇ

2012年6月16日土曜日

Pathfinder Battles Preview: 歌、歌、歌!

2012/06/15 金曜日

8月にあるRise of the Runelords Pathfinder Battlesミニチュア・セットのリリース日が近づいてきた。そして地平線の向こうからぺちゃくちゃしゃべり歌い上げる音が返ってくることが君にもわかるだろう。「ゴブリン ばりばり ゴブリン がぶり! ゴブリン 斬りつけ ゴブリン 戦う!」この歌声はだんだん近づいてきている。犬は不安で吠え回り、扉の後ろに潤んだ目を向ける。庭では馬が恐怖ですすり泣く。

ゴブリンが近づいてきている。奴らの歌は暗がりの空につきものだ。

今では古典となったRise of the Runelordsアドベンチャー・パスの最初のアドベンチャーでは、我らがJames Jacobsはゴブリンの正気を疑う捻れた精神、その身の毛のよだつ(しかしどこか滑稽な)犬と馬の殺戮に関する歌、そしてPathfinderのモンスターとして真新しく形を得たばかりのゴブリンを、どこに住むものであれRPGプレイヤーの心に見事に作り出した。この歌は我々を有名にしたのだ。
このキャンペーンの始まりとなるゴブリンの襲撃遭遇において、サンドポイントを襲撃する全てのゴブリンはJamesの歌を少ししか歌わないが、この歌を指揮するものは"ゴブリン・ウォーチャンター / Goblin Warchanter"である。この女性のバードはウィップを持ち汚らしい態度をしている。

ここにいる彼女は小さな肺の奥から叫び声を上げながら、プラスチックの栄光の中にいる。このコモンのミニチュアはこのセットの他のゴブリン達にさらなる追加であり、このキャンペーンの最初の遭遇群を見事なシーンとする助けとなるだろう。サンドポイントの「アゲハチョウの祭」の舞台をGameMastery Flip-Mat:"市街 / Town Square"で描き出してもいる。ここでは"ゴブリン・ウォーチャンター"がプレイヤー・キャラクターに歌を邪魔された後に避難場所を見つける際に使用する、いくつかの材木や割れ目も置かれている。

しかしあまりに早く撃退しないことをおすすめしたい。この歌の最終節は「おれたちゃゴブリン お前らエサだ!」と続き、これがプレイヤー・キャラクターに世界の最適な場所の重要性を意味しているのだから。

え、そんなことないって?

Erik Mona
 Publisher
Pathfinder Battles Preview: Sing, Sing, Sing!
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldjg?Pathfinder-Battles-Preview-Sing-Sing-Sing
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ゴブリン再来!

だんだんシナリオが丸裸になる恐怖と戦いながら翻訳してます^^;;



どう見てもバードに見えないんですが、まあゴブリンだしどうせ殴ってくるし問題ないんでしょう、うん(手に持ってるもの、楽器なのかも)

フリップ・マットにもなっているようで、これとシナリオとPathfinder Battleを持ってくれば、盛り上がること間違いなしですね!



しかし本当にゴブリン好きだな、Erik Monaさんは…

無料のRPGを入手せよ!

2012/06/13 木曜日
 Free RPG Dayは今週の土曜日! ゲームをするときに最高のものから無料にして無数の贈り物と一緒に、仲良くしている地元のお店に行ってJames Jacobs自らが手がけたPathfinder Module:"緋き日は昇る / Dawn of the Scarlet Sun"を入手せよ。我々の今年の贈り物、"緋き日は昇る"はPathfinder Battles:"悪の英雄遭遇パック / Champions of Evil Encounter Pack"に完全に適合するように作られている。 Pathfinder Battles:"悪の英雄遭遇パック"はこのモジュールに含まれる構築済みキャラクターが納められたパックで、君のお気に入りのゲーム部屋でこの日にゲームをするのに必要なもの全てを提供している。だからこの週末の興奮に参加しているお店の一覧を、紹介Free RPG Dayのウェブサイトからチェックしておくといいだろう。じゃあゲームショップで会おう!

F. Wesley Schneider
 Editor-in-Chief
Get Your Free RPGs!
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldjf?Get-Your-Free-RPGs
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 Free RPG Day!
 日本でもやろうぜ!(何をいっているのか)
 昨年はWe Be Goblins!というとんちきシナリオ(褒めてる)でしたが、今年は一体どんなシナリオなんでしょうねぇ
 5レベル・キャラクター6人用アドベンチャー。
 マグニナールの海岸都市には最近まで犯罪を犯す流れ者はいなかった。しかし最近、連続殺人が早朝の通りを薄ら寒いもので覆っている。誰か――あるいは何か――が太陽の女神サーレンレイの信者を尾行し殺している。町の兵備兵は殺人犯を待ち伏せようと身構えているが、彼らは助けを――冒険者が提供できるたぐいの助けを求めている。この残虐行為に潜む邪悪な真実とは何か?
 "緋き日は昇る"は5レベル・キャラクター6人向けのPathfinder RPGアドベンチャーである――6人のアイコニック・ヒーローが提供される。加えて、この冒険は"砕けた星 / Shattered Star" Pathfinder Adventure Pathに組み込むこともでき、Pathfinder Battles"悪の英雄遭遇パック"に納められた悪役達を使用することもできる。
James Jacobs作。
 ミステリー仕立てだ!?
 
連続殺人事件と聞くと興奮するのは推理小説好きの血のせいかしらん(でも推理苦手^^;)。

 前はかっとなってWe Be Goblins!を翻訳したけど、今回はどうなるかな?
 DAC愛知終わったら考えることにします^^;

 あーでも、多分Advanced Race GuideがPRDに載るんだよなぁ…

2012年6月15日金曜日

インターンに会おう:サヴァンナ

2012/06/14 木曜日

こんにちは、皆さん!

私はサヴァンナ・ブロードウェイ(Savannah Broadway)、私のインターン仲間、ジェローム(Jerome)によって設立された、新入研修生です。当惑している方もいるでしょうが、彼はまだ生きていて、私の知っている限りは健康です――コンピュータとの白兵戦を強いられることがないよう、我々のスケジュールはそう重なることはありませんが。以前のインターンの机の写真を読者の皆さんが覚えておられるかは分かりませんが、私の仕事場は倉庫に移りました。ここの利点は、窓の外には本当に見晴らしの良い茂みといくつかの公園が広がっていること。そして倉庫の仲間が現在再生している音楽をなんであれ聞くことができるということでしょう。

小さな南イリノイ州から一時的に移動してきた私にとって、ワシントン州は目新しいものばかりです。来秋には南イリノイ大学カーボンデール校の第3学年が始まり、文芸の学習と防腐研究所での活動をすることになります。思い出せる限り私は読み書きが大好きだったのですが、2年半前にロールプレイング・ゲームをはじめました。GMであれプレイヤーであれ、このゲームのストーリーテリングの側面が私の心を射止めました。バード、バーバリアン、そしてソーサラー少々をプレイして楽しんでいます。それにパーシィ(Percy)と名付けたアンデッド・ドードーを伴った、混沌にして善の死霊術師も一度だけ。

Paizoで働くことは(一週間や、訪れることができるようになってさえ)一陣の風でした。最初に駐車場に止めた時、隣の車がけば立った20面ダイス(訳注:fuzzy d20s、運転席のリアビューミラーにぶら下げる20面ダイスの形をしたぬいぐるみ)を2つ誇らしげに示してくれたのを見て、私はここが正しいビルだと気づいたのでした。今までのところ、私の仕事はPathfinder Talesの要約執筆、地図の検討、そして悪名高いRules Databaseの更新でした。この仕事一覧は要するに、コスモ(Cosmo)への挑戦です。コスモは私がコーヒーを持って行ってもなったく見切りをつけること無く、まるでニンジャのように振舞おうとすることを好みます。話は変わりますが、私の初めての仕事は近々発刊されるPathfinder Adventure Path #59:"汚名の価値 / The Price of Infamy"で見ることができます。

全体として、今年の夏は一陣の風の如きものだと言えるでしょう。データベースは威圧され、マウス・ホイールはスクロール・ダウンさせないようにするかもしれません。しかし私がインターンする他の場所は考えられません。運がよければ、読者の皆さんとPaizoConでお会いできるでしょう!

 新しいインターンへようこそ、サヴァンナ!

Savannah Broadway
 Editorial Intern
Meet the Intern: Savannah
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldj9?Meet-the-Intern-Savannah
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インターンがいきなり重要なことしてる…
もちろんしっかりサポートしていればこそでしょうが、こういうサポート体制がしっかりしているインターン受け入れ先はいいですね。やっぱしっかりした仕事してなんぼですよ、インターン。

とにかく忙しそうなのに、それでもインターン受け入れまでするPaizoはいい会社だなぁ…

混沌にして善の死霊術士ってのは、どんなもんなんでしょうね(データ的は部分はおいといて)。
アンデッドって[悪]魔法なんですが、気にしなくていいのかな? 人間じゃないからいいのかな?

ああっと、属性は宗教戦争になりがちなんでこのぐらいで。

自分の机の前に内海地域の地図が置いてあるなんて、いかした職場ですね^^

製品紹介:Player Character Folio

2012/06/12 火曜日
Advanced Race Guideを定期購読者やお店に送る準備が今ちょうど終わり、近々リリースされる他の製品を見ていく時間になった。君の新しいダンピール・バードを記録する、素晴らしい新手法を授けることだろう!
 

The Player Character Folio(プレイヤー・キャラクター用二つ折り本)は16ページの壮観なキャラクターシートだ。単にキャラクターの肉体的データや装備品だけでなく、家族史、冒険記録、何体の竜を討伐してきたか、といったことを記録する箇所がある。通常であればこの製品からいくつかのイラストを取り上げるのだけど、Player Character Folioは中にいくつか仕掛けがあるから、実際の本から写真をご覧に入れるのが最適だと判断した。

今見てるように、この二つ折り本を開けると折り込まれた表紙が付いている。この折り込まれたところには取り回しのいい参照用の表と、メインとなるページ(つまり肉体的データの全てが記載されているところ)が入っている。ゲーム中いつでも使えるように、このページをこのような形にデザインした。これでどのページを開けていたって関係ないわけだ。

最初のページを見てみよう。ここは戦闘専用に作られたところだ。もちろん、肉体的データはこのページを開きながらチェックすることができる。

肉体的データのページを拡大してみよう。呪文の使い手にとって重要な情報を記録するページを併せて開いている。

この見開きではキャラクターの背景全てを記入できる。隠れ家の地図やキャラクター・イラストも!

最後に、君のキャラクターが運び手に入れた装備品を記録するのに必要な空間を提供しよう。もちろん本書には他の記入欄もいくつかあり、個人的なお気に入りであるプレイ中に達成した様々な成果を記載する欄もある。しかしこのリストを見れば、Player Character Folioが7月にお店の棚に並ぶのを待たねばならないと感じることだろう。

Jason Bulmahn
 Lead Designer
Preview: Player Character Folio
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldj2?Preview-Player-Character-Folio
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ダンピール・バード…だと…(反応するのそこかよ)

ギア・アンティークを彷彿とさせるキャラクター・ブックですな
あっちと違って死ぬまでの一生をダイスで振ったりしませんが(そりゃそうだ)

わざわざ通常のキャラクターシート分がハードカバーの裏に折り込む形で
入ってるってのがよくできてます

そして我らがヴァレロスのシルエットに点線でつながる装備欄
こりゃいい! ブラボー!

ということでちょっと変わったキャラクターシートがお好きなあなた、お一つどうですか?

2012年6月14日木曜日

求婚者と噂、その1

2012/06/11 月曜日

今週、我々はもう一つの"大集会"の最新情報を得た。これはグランド・マスターのトーチが私に伝えたことである。

我が信頼を勝ち得た同士よ、
 最近マルドリス少佐がブラクロス家との婚姻を拒絶したことを踏まえると、今年の"集会"には様々なスペシャル・ゲストが招かれるだろうと私は考えている。ひょっとしたら君も知っているかもしれないが、信頼に足る我が知性に誇りを持って、君たちそれぞれにこの情報を渡すことにする。これによって君たちが"集会"に容易に参加できるよう、願っている。
ダミアン・カストナー:ヘルナイト騎士団のマラリクトル(訳注:maralictor、ヘルナイト幹部)であるカストナーは裕福な伯爵夫人ザータ・ドラルニーン(訳注:Paracountess Zarta Dralneen、アブサロムに出向しているシェリアックス外交使節)に招待された。ダミアンはヘルナイトのスカージ(鞭)騎士団の熱心な一員でもあり、伯爵夫人の願いに敬意を表そうとしているようだ。彼はヘルナイトで尊敬を集めており、人格完成のほぼ完璧な見本である。伯爵夫人が彼を招待することで考慮することとは何なのだろうか?
ガリス・パメンター:おそらくこのずる賢いローグのことを聞いたことはないだろう。彼女の手柄はブラクロス家の中にいる我々の仲間によって厳守されているからだ。ガリスは歴史の中でもっとも大きな盗みのいくつかに関与している――それらは全てブラクロス家が保有していたものだ。一家はこの颯爽とした盗人と何年もの間確執を持ち続けている。しかし彼女は"大集会"に参加しミシェリア・ブラクロスと会う機会を作るため、彼女の不正利得の全てを返そうとしているらしい。彼女の出席にはグァリル・カレーラ(訳注:Guaril Karela、アブサロム周辺におけるスクザルニの活動の黒幕。スクザルニSczarniはヴァリシアの犯罪一家)が何らかの仲介をしていることに疑いの余地はない。
ミヒャエル・ホウファー:今年の"集会"に彼が参加するという報告を我がエージェントの一人から受けるまで、この男の正体を知る一切の手がかりを持っていなかった。コルヴォサズ・アカダマエ(訳注:Korvosa's Acadamae、コルヴォサにあるウィザードの大学)の卒業生として、ホウファーはアブサロムで人目を惹く事業を行ったものの、立派な貴族の一家に下級の呪文を売ることにそのほとんどの時間を費やしていた。生来へまばかりしてぱっとしない外見にもかかわらず、ホウファーは蒼玉の賢者アメノフェウス(訳注:Amenopheus、ファラオが治める国オシーリオンにいる、スパイ組織のリーダー"宝石の賢者"の一人)から出資を受けており、今回の"集会"に参加している。興味深い…
セオドリック・アルヴァティーン:私の関係の外で関係を取り去ろうとしてきたが、このセオドリック・アルヴァティーン老はタルドール(訳注:衰退しつつある大帝国)の晩年の好例である。かつて著名な貴族であったセオドリックは世界中を巡る狩りのための旅行に出向くためにタルドールを後にした。現在戦利品を見つけ終え、この老人は多くの征服行を披露するためにアブサロムに訪れた。私は最近行われた祝祭で彼に会う機会を得たが、彼の精神的な能力は…総じて今風であるとはいえない。グロリアナ・モリラ(訳注:Gloriana Morilla、タルドールの裕福な貴族階層で、タルドールの繁栄を取り戻すために現在の支配者層を排除しようと動いている)が彼を"集会"に参加させるために支援を行なっている理由は、この私が推測を始めることさえできていない。
誠実なる君へ、
グランド・マスター トーチ

グランド・マスターのトーチの言葉に加えて、アブサロムの現在の状態について多くの噂が流れている。それらの多くは卓越したパスファインダーと名高いバードであるラリウス・カルジューが集めてくれた。更に時が経てばより多くの噂を集めてこられると思う。

結束せよ子供達、夏の日の出の時刻にアブサロムについての話――私が賭けてもいい――を聞くのだ。

ケルンランド(訳注:Cairmlands、無数の小次元界が収められた危険な浅瀬)から恐ろしい影が伸びてくる際には、人々は家で隠れられるように、早く床につこうとする。何かまずい魔法の働く、大がかりな攻城塔のようなものなのではないかと私は考えている。おそらく、そこから未だ返ってきた冒険者はいない。この塔は夕方の遅い時間にのみ現れ、夜半過ぎまで存在している。一日中叫び声が聞こえるというものもいるが、現実よりもずっと大げさに聞こえるように他のバードたちが誇張しているだけだと思うね!
もっと陽気な話をしよう。アブサロムの大動物園が工事のため現在閉鎖中だ。見たところ、監視人はこの新しい補修工事はジャングル・ウィング用にさらなる空間を準備するためじゃないかと睨んでいる。私個人としては大動物園が再開されるまでには戻りたいものだね。虎をかわいがろうとする子供を見れるところは他にないからね!
大動物園は南から風変わりな魔獣を最近仕入れたと言う話も聞いた。でもこの情報を誰もが秘密にしているようだね。
ラリウス

Mike Brock
 Pathfinder Society Campaign Coordinator

Suitors and Rumors, Part 1
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldir?Suitors-and-Rumors-Part-1
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訳注入れてたらすごい手間取ったorz

ということで、相変わらず日本人には全く縁の無い"大集会"の追加情報ですよ!

今回は各陣営から参加するスペシャル・ゲストのご紹介。
書いてある人全員、後ろにすごい人物がいるのですよね。ファラオの国オーシリオンもしっかり噛んできてるぜ。

後半は噂特集なんですが、アブサロムって近くに小さい次元界がぽこぽこ浮かんでる浅瀬があるのね。危険だわ…
そこから妙な影が伸びてきてるってんだからそりゃもう事件の臭いですよ!

大動物園 / Menagerie まであるアブサロムで、君も"大集会"に参加せよ!

2012年6月12日火曜日

PaizoCon 2012:PaizoConのイベントが公開されたぞ!

2012/06/11 月曜日

 PaizoConのイベント表は今公開中! 確認して参加者制限のあるイベントのくじびきに申し込み、見逃せないセミナーを日程表に書き記せ!

 くじびきの申し込みは6/7火曜日から公開されており、太平洋時間で6/13の午後2:00に終了する予定だ。

 我々はみんなそこにいる――きみは?
James Sutter
 Senior Editor
PaizoCon 2012: PaizoCon Events are Up!
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldiq?PaizoCon-2012-PaizoCon-Events-are-Up
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日本にいるよ!(最後の質問に答えて)

日本でもJGCの予約が始まってたりしますねぇそういえば(いろいろあっていけそうにない)

さあPaizoConに行く人は今すぐ予約だ!
# 日本にいるのか?

2012年6月9日土曜日

Pathfinder Battles Preview: ゴーレム来たる

2012/06/08 金曜日

 私はPaizoのわくわくさせる新製品について書店や流通業者の人と話すため、ニューヨーク・シティのBook Expo Americaで今週を過ごした。このカンファレンスに持って行くため、Rise of the Runelordsアドベンチャー・パス記念版ハードカバーの初期の印字見本を受け取ることができて非常にうれしく思っている。こいつを見た人はあまりに贅沢な本だから口をぽかんと開けていて面白かったよ。Rise of the Runelordsが今まで作ったRPG書籍の中で最も美しいものの1つだと言うことが言いすぎなんて思わないし、Paizoのチームとフリーランスの執筆者やイラストレーターが、このPathfinder 5周年とPaizo Publishing 10周年の大きな節目にこのような仕事をしてくれて本当にうれしいと思っている。こいつは本当に、目が離せないのだ。

 もちろんすばらしいキャンペーンにはすばらしいミニチュアが必要だ。我らがパートナーWizKidsのおかげでその点は抜かりない。私は何ヶ月もかけてPathfider Battler Rise of the Runelordsの65体のフィギュア・セットの姿をみんなと共有してきている。そしてこのセットの8月のリリースが迫るにつれ、まだ公開を待つ格好いいミニチュアがこんなにもたくさんあることに驚いている。

 今週のミニチュアは"ストーン・ゴーレム / Stone Golem"。このキャンペーンをクライマックスに持って行く劇的な遭遇だ。


 この大型のレアのフィギュアはすさまじいパンチ力がある。こいつの拳は君のプレイヤー・キャラクターを地面に叩きつけるのだ。ゴーレムのすごいところは作成者の望む姿にすることができることだ。ミニチュアにする際にはこれがお手軽なボーナス・ポイントで、クリーチャーの他の種別が必要とするのに比べれば2倍は楽に見た目に個性を持たせることができる。今回の場合、このクリーチャーのイラストに王冠のついた骸骨の顔を持ってきた。これは君が必要とするなら、巨大なアンデッドの代わりとしてもうまく機能するという副次効果ももたらしている。

 巨大なアンデッドと言えば、Book Expoで朝から晩まで一週間打ち合わせをした後、私はあまりにも疲れてシアトル行きの飛行機で目を閉じるのをずっと心待ちにしている。

 来週の金曜には別のPathfinder Battlesの紹介記事を載せるから、見逃さないようにね!

Erik Mona
 Publisher
Pathfinder Battles Preview: The Golem's Got It
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldim?Pathfinder-Battles-Preview-The-Golems-Got-It
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 初め見たときにはゴーレムとは思いませんでしたわ~
 骸骨化したオリジナル・クリーチャーかと思った

 ゴーレムと言われてみると、いろいろ人造っぽい部分が見えてきてやはりよくできている!
 # なんでか大工の棟梁っぽいなと思ったのは、むきむきの肉体と頭の飾りが手ぬぐいに見えたからだと思います^^;
 頭のパーツ、emeth でも刻まれてるのかと思ったら単に宝石でしたね^^;

 あいかわらずハードワーカーのErik Mona氏に敬礼!
 っていうか、この記事はいつ書いたんだ…書きためてるのかな?

枷の地のベールを払う

2012/06/07 木曜日
 "髑髏と枷 / Skull & Shackles"アドベンチャー・パスの仕事を始めWesが"枷の地 / Shackles"の本当に詳細な地図を描き上げた時、そこに正義を為したいならこの広大な領域を埋めねばならないことに気づいた。Mike Shelと彼が行ったPathfinder Campaign Setting: "枷の地の島々 / Isles of the Shackles"という素晴らしい仕事のお陰で、この地図に豊富な地形と冒険向けの場所が配置された。"髑髏と枷"アドベンチャー・パスで訪れる素晴らしい島々と海岸の街全ての項目と枷の地全体の大量の場所を埋めることができたのだった。

そう、多くの場所。

"髑髏と枷"アドベンチャー・パスの各巻では冒険で訪れた重要な島に焦点を当てていく。"枷の地の島々"ではこの本で詳細の記された大きな島やその大きな都市の細かい地図も記されている。しかしそれでもなお、読者は"枷の地"にある今まで言及された場所全ての要素が掲載されたこの地図を、非常に面倒なものと感じるに違いない。このブログ記事はこの問題に対処するものだ。

このダウンロードできるウェブ・サプリメントは"枷の地"の巨大なPDF製の地図であり、Pathfinder製品でこれまでに言及されたすべての場所にタグが振られている。この地図は"枷の地"中にある150を超える島、町、興味を惹く場所の正確な場所を示しており、極めてネタバレ要素を含んでいる。だから、この地図は"髑髏と枷"キャンペーンや"枷の地"におけるキャンペーン・セットのプレイヤーをやらない人だけに向けたものだってことは言うまでも無いだろう。それ以外については、この地図のおかげで極度に細々したこの地域のそれぞれの場所を苦しむことなく見つけることができるわけで、GMや"枷の地"に興味のある読者の方には、議論の余地のない恩恵を与えてくれる。"枷の地の島々"や"髑髏と枷"アドベンチャー・パスを通して、これらの風変わりで危険な場所全ての情報をもっと多く提供していくことになる。

ここから"枷の地の島々"の地図サプリメントをダウンロードせよ!


お気をつけて、よい船旅を!

Patrick Renie
 Developer
Unveiling the Shackles
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldig?Unveiling-the-Shackles
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ということでえらくばかでかい地図の登場です。

地図はいいですな! それも海の地図となるとことのほか興奮しまする。

日本語じゃなくて英語というのも、異界の地図という雰囲気が出てきてたまらないですわ~♪
# この辺りは現地の人と全く意見がかみ合わないだろうけど

この地図の上に駒を置きながらキャンペーンやってみたいですね~

このデータのダウンロードは、別にPaizoのアカウントがなくてもできるみたいなので
興味がある方は気軽に落としてみて下さいな(スポイラーだけどね^^;)


フィールド・レポート:Book Expo America

2012/06/06 水曜日

 今週、Paizoの出版者であるErik Mona(この写真に写ってる奴だ!)とSales directorのPierce WattersはBook Expo Americaのためにニューヨーク・シティにいる。このイベントは毎年行われる本屋、司書、出版者、書籍流通者向けカンファレンスで、北米でもっとも大きいコンベンションの一つだ。我々はもう5年ほどBook Expoに参加している。今年は我々のお気に入りのロールプレイング・ゲームがどのように変わったかを紹介する素晴らしいものとなるだろう。

 Pathfinderを立ち上げたばかりの頃、我々はブースに来てくれた人にPathfinderについて丁寧に説明しなければならなかった。更に複雑なことに、我々は書籍流通パートナーDiamond Book Distributors(コミックやグラフィック小説の大部分を流通させている)の"Diamond Alley"にいた。IDW、Image、Oni Pressといったものの隣のブースで、ほとんどの人は我々のブースにコミックやトレード・ペーパーバックについて知るために我々のブースに足を運んだのだった。

 近頃、ものごとは見違えるほど変わった。Pathfinderが非常に成功しとても人気がある卓上ロールプレイング・ゲームとして流通業者や司書によく知られているだけではなく、そのような人たちがPathfinder RPGキャンペーンについて質問するために数多く訪れるようになったのだから! ああ、彼らが言うように、5年間で異なること、だ(彼らがまさに言った通り、だよね?)。

 今年我々はこのショーにいるPathfinderファンに向け、ほんとうに素晴らしいもてなしを用意している。Rise of the Runelordsアニバーサリー・エディション、Pathfinder RPG Bestiary Box、Player Character Folio、DynamiteよりPathfinderコミック・ブックのそれぞれのページ、などなど、夏の大型リリースの数々の実際の印刷版もあるよ!

 もし読者の方がこのショーに参加する幸運な方の一人なら、あいさつとこれらのすばらしい新商品を見るためにブースに顔を出して欲しい!(君がBook Expo America以外のイベントに行くなら、諦めることなかれ、PaizoConやGen Conでもこれら全てを持って行くよ(それらのイベントではほとんどを購入することもできるだろう――Book Expo Americaは最初で最高位の工業的トレード・ショーなので、販売される書籍はない)。

 しかし読者のほとんどはBook Expoに参加することはできないだろうから、私は今日のPaizo Blogで今年のショーでお披露目するわくわくする製品のいくつかを、写真で紹介しようと思う。
 あ、ご覧に入れたいものは本でもコミックでも、小さなプラスチック製フィギュアでもないんだ。

 ゴブリン・プラッシュの赤ちゃんだよ!

 我が小さい友人にこんにちは。


 そう、今年の遅くにこの可愛いリトル・モンスターがお店に並ぶってわけさ! 全長は10インチ、柔らかくて愛らしいこいつらはゲーム棚の上に立つこともできれば、邪悪な犬や馬から君の夢を守るためにベッドを見張らせることもできる。すぐに生産される3体のゴブリンがいる。背景にいる1体はプロトタイプで、製品化される前に少々手を加える予定だが、お店では様々な種類がおかれるとだけ言っておこうかな。


 こいつは今年遅くに発送する際の姿そのものだ。不気味な笑み、イヤリング、腕輪、ベルト、シャツを一揃い身に着けている。他の2体のゴブリン(顔つきに少しバリエーションがある)はそのすぐ後に続くもので、今年の終わりには全部で3種類がリリースされる予定だ(そして毎月更に増えていくぞ!)

 Book Expoでカメラはすぐに猛烈な勢いで過ぎ去っていく。だから君たちがあまりに信じられないほど驚いて、このニュースを信じないということがないように、ゴブリンを世に晒す機会がほしいと思っていた。

 信じてくれ、友よ。この(フラシ天、ビードロの一種でできた)ゴブリンはやって来る。

 そして彼らはお腹が空いている!

 この驚くべきフラシ天製クリーチャーが世にでる前にその詳細を知るため、Paizo Blogから目を離さないように。そして以下のコメント欄で将来世に出るゴブリンの姿にさらなる項目を追加するよう提案してみてほしい!

Erik Mona
 Publisher
Field Report: Book Expo America
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldie?Field-Report-Book-Expo-America
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 ゴブリンのぬいぐるみ、だと…

 Paizo の業務内容が広がりすぎてたまらん^^;
 ゴブリンしかも一種類じゃないんだ、何種類も出していくんですね

 それより背景に映り込んでる Bestiary Box の方が気になるんですが!

 しかしErikはゴブリン大好きなのだ! 知ってました!

2012年6月7日木曜日

Advanced Race Guide Preview:もう少しで到着!

2012/06/05 火曜日

 Advanced Race Guideはほんの少しすれば定期購読者や書店に届くだろう。この分厚い本の紹介の仕上げとして、今日は第4章と読者諸兄の独自種族の構築ルールに目を向ける時間としよう。

この本の第4章は、昨年行ったかなりたくさんのテストプレイを反映させ、我々がそれらにフィードバックを与えるべくたくさんの変更と微調整を行った。例えば、プレイテストを行った際、コア種族は全員がちょうど同じポイントまで使用してはいなかった。どうやってすでに存在している種族が構築されているかを示すことに加えて、このシステムを使用して構築できる新しい種族の例を幾つか掲載した。ではカサシャ / Kasathaを見ていこう。

カサシャ Kasatha


Illustration by Rayph Beisner
荒野の狩人にして侵略者、排他的なカサシャは4本の腕を持ち、電光のように素早い襲撃と恐るべき暴虐さによって自らの領域を守る。成人すると、この種族の何人かは冒険と一族に持ち帰る宝のために丸一年世界をさまよい歩く。一族を見捨てること冒険の中にその人生を費やす無法者はほとんどいない。

種別
 人型生物(カサシャ) 0 RP
サイズ
 中型 0RP
基本移動速度
 標準 0 RP
能力値修正
 適応的(+2【敏】、+2【判】) 2 RP
言語
 標準 0 RP
種族能力
防御的種族特徴 上級防御的訓練 4 RP
砂漠の走者 2 RP
特技および技能種族特徴 忍び寄るもの 1 RP
移動種族特徴 跳躍者 2 RP
地形渡り(砂漠) 1 RP
その他の種族特徴 多腕(4本) 8 RP
20 RP

ほとんどの種族(通常はおよそ10程度)よりかなり強力だが、PCであれ一風変わったNPCや悪役として、カサシャはいかなるゲームにおいても興味深いものとして役に立つだろう(PCにする場合には他のパーティよりも1レベル低いものとなるだろうが)。上述のフォーマットは特に種族ビルダー形式に則って記載された。以下にずっと伝統的なレイアウトに従い、種族特徴を書き記す。

カサシャの種族特徴

+2【敏】、+2【判】:カサシャは素早い上に賢くもある。
中型:カサシャは中型のクリーチャーであり、サイズによるいかなるボーナスやペナルティも受けない。
通常移動速度:カサシャの基本移動速度は30ftである。
上級防御的訓練/Defensive training, Greater:カサシャは自らのアーマー・クラスに+2の回避ボーナスを得る。
砂漠の走者/Desert Runner:カサシャは疲労状態や過労状態を避けるために行う【耐久力】判定や頑健セーヴに+4の種族ボーナスを得る。これは疾走による不利な効果、強行軍、飢え、渇き、極寒ないし酷暑環境も含まれる。
忍び寄るもの/Stalker:カサシャは常に〈隠密〉および〈知覚〉をクラス技能として扱う。
跳躍者/Jumper:カサシャは跳躍のために〈軽業〉判定を行う際には、常に助走しているものとして扱う。
砂漠渡り/Desert Stride:カサシャは砂漠環境における移動困難地形を通常の移動速度で通過することができる。魔法により変成された砂漠の地形は通常通り効果を及ぼす。
多腕/Multi-Armed:カサシャは4本の腕を持つ。全ての腕は武器を装備することができるが、1つを除いて利き手でない方の手で持つ武器として扱う。カサシャは2つ以上の武器を使用する際、二刀流の通常のペナルティを被る。

さて、Advanced Race Guideの紹介はここまで。本をつかみ、その中で君を待つわくわくする種族オプションを調査してほしい。

Jason Bulmahn
 Lead Designer
Advanced Race Guide Preview: It's Almost Here!
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldi8?Advanced-Race-Guide-Preview-Its-Almost
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そうかーあの奇妙な種族は新種族か、そりゃそうか

腕4本あって

能力値も下がらず
ACはただで+2される
なんだこの戦闘民族!

しかし腕が多い以外、目立つ特徴が無いんだよなぁ。。。
まあ新しい種族だし^^;; 腕多いのかわいいです^^



というわけで長かったAdvanced Race Guideの紹介も一段落
個人的にはゴブリンが一押しですが、お気に入りの種族は見つかりましたか?

2012年6月6日水曜日

Kickstarter物語

2012/06/04 月曜日

 Pathfinder Online MMOゲームの技術デモに資金を供出してもらうためのKickstarterプロジェクトをPaizoとGoblinworksがアナウンスしてから、我々のフォーラムとKickstarterプロジェクト・ページにもっとも頻出した質問の1つはこうだ。「これ、どうすればPathfinder Society Organized Playとして使える?」

 $15以上を投資してくれた人にはThornkeepのPDFがリリースされる。これは本業界のスーパースターRich Bakerによって書かれたPathfinder Roleplaying Gameソースブックの完全新作だ。中にはこのオンライン/ゲームでひときわ大切な役割を担う川の諸王国ガイドブック「くずと悪漢どもの巣箱 / hive of scum and villanity」だけではなく、Baker、Paizo Lead DesignerであるJason Bulmahn、Paizo Creative DirectorのJames Jacobs、そしてPaizo PublisherのErik Monaによってデザインされた、広大なダンジョンも収められている。そしてもしこのプロジェクトが$175,000を集めることができたなら、このダンジョンの全階層が、拡張ページとして印刷版に掲載されるのだ。

 そして我々はPathfinder Society用キャラクターがこのダンジョンの中に眠る世界有数の秘宝を求めて、Thornkeepの真下にあるダンジョンへ挑めるよう、クロニクル・シートを準備中だ。全ての投資者が当初のものを超えてそれぞれのダンジョン階層の主題を選択する機会が得られるという事実は、Pathfinder SocietyのGMとプレイヤーがどの冒険にPCたちを参加させるかを決める、めったにない機会だということを意味する。そしてこのプロジェクトに投資することによって、リリース時点でそれらの階層に入ることが保証される。

 だからKickstarterプロジェクトをチェックし、投資すべきかを考え、Pathfinder Societyメンバーの仲間に伝えてほしい。このプロジェクトは今週終わる。だから待ってはならない。これは君がPathfinder Onlineというゲームを現実世界に送り出す手助けをするチャンスであり、Pathfinderの歴史に残ること間違いなし、オールスターの多階層ダンジョンのフレーバーを決めるものなのだから!

Mark Moreland
 Developer
The Kickstarter Chronicles
元記事:http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldhs?The-Kickstarter-Chronicles
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 ちょっと目を離したら特典が変わっているKickstarterプロジェクト。

 印刷版限定でダンジョン強化されるってマジか!
 すでにPDF版は強化されて、ダンジョンの追加階層が入るらしい。Jamesさんがんばるな!
 後3日らしいので、興味がある人は急いで下さいまし!

2012年6月2日土曜日

Pathfinder Battles Preview:骨まで凍えさせるもの

2012/06/01 金曜日

今週私はWizKidsと連動してPathfinder Battlesラインナップ最新のRise of the Runelordsセットから、塗装済みプラスチック製ミニチュアを最低でも一つ公開しようとしている。ちょうど追い込みのまっただ中で、もうお目にかけられるものは少ししかない。だからここ数ヶ月の大量公開の埋め合わせをすべく、少々公開速度を落としていくことに使用。私の母と仕事の上司がいつも私に言うように、自分のペースを調整する方法を学ぶべきだよね。

だから今週はたった一つのミニチュアしかご覧に入れられないけど、こいつはでかくてクールで超怖いあいつにした。私の知る限りじゃあ、こいつは塗装済みプラスチック製品として作られたことは今までないんじゃないかしら。

お持ちしたのは"ウェンディゴ / Wendigo"だ。

レアの"ウェンディゴ"はRise of the Runelordsアドベンチャー・パスの終わりの方で登場する。彼らはキャンペーンの終焉が訪れる際に、PC達の脅威となるんだ。新しいハードカバー記念版ではたくさんの新しいイラストで描写が行われるんだ。で、冬っぽい"ウェンディゴ"がヴァレロスと対峙する新しいワン・ショットは、私にとってこの新しい本の一番のお気に入りの一つってわけ。

ちなみに、Rise of the Runelords記念版の印刷サンプルが今週初めに机に置かれた。今まで出版されたPathfinder製品でもっとも美しい一冊となるだけでなく、今まで見た中でもっとも見栄えのよいRPG書籍の一つだと言ってもいいだろう。ただの子供のように、この本が気に入っているってだけで言っているわけじゃない。

こんな品質の本には、足並みがそろったすばらしいミニチュアこそが相応しく、この"ウェンディゴ"はこのセットでもっとも目を引く他に類を見ないフィギュアの一つだと思う。スターターでは、大型サイズが他のフィギュアから頭一つ抜け出すだろう。このサイズのおかげで造形師はその魔力をより広い空間に働かせることができ、角から足の断面(浮遊しているように見せるため、透明なプラスチック台の上に乗っている)まで、こいつは微細なところに目を惹く姿になっている。WizKidsは"ウェンディゴ"の塗装過程にも大枚を叩いた。このクリーチャーの血に濡れた手に注目! "ウェンディゴ"の目に輝く塗装が、生気の無い不気味な姿を与えてもいるのだ。

こいつはすごいぜ。プレイヤー・キャラクターも縮み上がること請け合い!

8月のこのセットのリリースまで続く、毎週の紹介に足るだけの十分なミニチュアがまだ残っている。Paizo Conではこのセット全体のサンプルを持って行く。だからこのイベントに足を運ぶ予定があれば、このセットのすばらしさを直に体感して欲しい。

私はおぞましい"ウェンディゴ"の魂とともに、そこに足を運ぶであろう!

じゃあまた来週!

Erik Mona
 Publisher
Pathfinder Battles Preview: Bone Chiller
元記事:
http://paizo.com/paizo/blog/v5748dyo5ldhj?Pathfinder-Battles-Preview-Bone-Chiller
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ウェンディゴってこんな外見だったんだ!
てっきりイェティみたいな外見だと思ってた…

なんかウェンディゴよりも記念版自体の紹介に気合いが入ってるような(こっちはすでに購入予定)。


絵が増えてるのはいいですなぁ。やっぱ視覚イメージは重要だと思うのです。

しかしまだまだ隠し球があるのですな、Pathfinder Battles。来週も楽しみです。